子育てお悩み相談
子育てお悩み相談
お子さんの成長のこと、日常生活のことでお悩みのことがございましたらどんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
よくあるお悩み
生まれてから2歳頃までは毎晩おむつにおねしょをしますが、5歳以降で1ヶ月に1回以上のおねしょが3ヶ月以上続く場合は夜尿症と考えます。
夜尿症によってお子さんの学校生活や親御さんの日常生活に支障をきたしている場合は、治療が必要と考えてください。
日本では、夜尿症の子どもが80万人いると推定されています。アレルギー疾患更に次いで多い疾患ですが、多くは医療機関を受診していません。「親のしつけ問題」、「本人の自覚の問題」、「そのうち無くなる」といった誤った認識があるためだと考えられています。しかし、夜尿症は排尿機構の発達の遅れを背景とした疾患で、本人の努力や、親のしつけだけで治るものではありません。
夜尿症はお子さんの精神面に悪影響を及ぼします。おねしょをしている自分に対する無力感、自信喪失、親に迷惑をかけていることへの罪悪感を感じています。
夜尿症の精神的ダメージは、いじめのそれに匹敵するとされています。朝起きておねしょを親から怒られた場合は、嫌な気分を引きずったまま登校することになります。
こうしたストレスは子どもを委縮させ、友人と対等に接すること、授業に集中することを難しくします。やがて、学力低下、無気力などを招き、不登校になることもあります。実際、夜尿症のある子どもは無い子どもに比べて自尊心が低く、身体的外見に劣等感を持っています。また、夜尿症はその家族へも悪影響を及ぼします。繰り返すおねしょは、母親にストレスを蓄積させ、時にはひどく罵ったり、叩くなどの行動を招いていまします。そして、その行動を後悔し、深く落ち込むことになります。おねしょをしても平気な顔をしていると、子どもに嫌悪感を抱く場合もあります。夜尿症の原因は育て方やしつけに問題があると考えている親は多く、自責感で自分自身を苦しめています。自責感と子どもへの嫌悪感が入り混じった状況で、子どもと母親の関係が悪化するケースもあります。
まずは、お家で出来ることをやってみましょう
夜尿症の原因で一番多いのは、水分と塩分の摂りすぎです。これを控えるだけで治ってしまうこともあり、一番取り掛かりやすく、効果も出やすい対策です。
水分は、朝食・昼食時に十分摂り、午後からは夕食時も含めて控えましょう。夕食は出来るだけ就寝 3時間前には済ませ、夕食後の水分はコップ一杯位に抑えてください。どうしても喉が渇く場合は、うがいをしたり氷を食べさせるようにしてみましょう。摂取する水分は、利尿作用のあるカフェインが含まれていない水、麦茶、ルイボスティーなどにしましょう。夕方以降は糖分の多い飲料、アイスクリーム、牛乳やフルーツも控えてください。
お子さんの好きな食べ物は、塩分が多く含まれがちです。ラーメンのスープは飲まない。みそ汁も具だけを食べる様にしてみましょう。
深い睡眠をしっかり取ると、おしっこを濃くして量を減らしてくれる抗利尿ホルモンの分泌が促進されます。睡眠時間が足りなかったり、深い睡眠が取れないと、このホルモンがうまく分されずおねしょをしてしまいます。最低でも8時間は睡眠時間を取りましょう。また、睡眠導入の妨げとなるスマホやタブレットは見ない様にしましょう。
帰宅してから寝るまでの間に、トイレには何回行っても構いません。特に寝る直前は必ず行きましょう。膀胱内におしっこが残らない様に完全排尿してから寝る様にしましょう。
以上をやってみたけど、おねしょの回数が減らないようなら受診を考えてください。もちろん、どう実践したらいいのかよく分からないようであれば、直ぐの受診でも構いません。
これらは、便秘のサインです。
お子さんのことで当てはまることがあれば、お気軽にご相談ください。
お子さんの便通の状態が治療が必要な便秘なのか見極めてアドバイスいたします。
子どもの便秘は珍しいことではなく、10人に1人くらいかそれ以上と考えられています。一人でトイレに行けるようになると、お子さんがどんなうんちをしているかを確認することはあまりなくなると思います。時々、どんなうんちで、する時に痛くないか、お尻が切れることが無いか、毎日出ているか等をお子さんに聞いたり、実際に出たうんちを見てあげてください。
便秘にはなりやすい時期があります。
①母乳から人工乳に変えた時、離乳食を始めた時
②トイレットトレーニングの時
③幼稚園や学校へ通いだした時
中でも2~4歳のトイレットトレーニングの頃に慢性的な便秘であることがはっきりしてくる子どもが多い傾向にあります。
便秘は二つの悪循環が原因となります。
①うんちをする時に硬くて痛い思いをする→うんちをするのが怖くなる→うんちをがまんするようになる→うんちは腸にたまってさらに硬くなる→うんちを出す時の痛みが増す→うんちをがまんするようになる
②うんちをがまんする→うんちが常に腸にある状態が続く→腸が鈍感になる→うんちを出したいと感じにくくなる→うんちがさらに腸にたまってしまう
こうした悪循環を断ち切る様に治療を行っていきます。治療開始が遅れるほど、症状の持続期間や治療期間も長くなってしまいます。慢性便秘は長期間にわたる問題であるため、お子さんや家族の日常のQOL(生活の質)を低下させることもあります。
お子さんが便秘かな?と思ったら、早めの受診をおすすめします。
一時的な便秘でスルッと改善してしまうお子さんもいらっしゃれば、長期的にお薬を続けて腸の成長を待つ必要があるお子さんもいます。また対応方法は年齢によっても変わってきます。
水いぼの治療と言えば、
というものでした。
当院でも水いぼの相談を受けることがあり、今までは皮膚科への受診を薦めていましたが、治療のひとつとして「痛くない!塗って治す」方法の提案です。
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水いぼでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。