私が花粉症を発症したのは、2005年の春でした。最初は「まさか、自分が花粉症だなんて」と認めたくありませんでしたが、目は痒くて真っ赤か、鼻水はズルズル、鼻がつまって眠れないという、これぞ花粉症!という症状により、花粉症だと認めざるを得なくなりました。それからは、内服薬+点鼻薬+点眼薬+マスク+ゴーグルという5点セットが必要になりました。
好きな季節だった春の訪れが鬱陶しくなり、家の窓は開けられず、外に出るのも嫌になり、お花見なんてもっての外に。外出時はマスクにゴーグルのため、娘に「怪しい人みたい」と言われ・・・。気持ちの良い季節が、花粉のために一転してしまいました。
こんな状況から、何とか抜け出せたらと2016年の10月から、舌下免疫療法を始めました。
2017年春:「本当に効いてるの?」と半信半疑。治療を始めてからまだ数か月だったため、あまり実感できる効果は残念ながらありませんでした。この頃はまだ、5点セットが必要でした。
2018年春:「お!? 効いてる!?」とまだ半信半疑。でも、いつもより楽になり、内服薬+点眼薬+マスクの3点セットに。点鼻薬とゴーグルは必要なくなりました。
2019年春:「お~~‼ 効いてる‼」と効果を実感。今年は、点眼薬を数日使っただけです。内服薬も不要になりました。マスクは・・・なんとなくしています。気持ちの良いあの春が、戻って来ました!
2020年春: 私の感想は「楽~!」の一言で、「花粉飛んでるの?」と思う日々でした。目が少し痒くなる事が数日あった位で、内服薬は、今年も一度も飲まずに過ごせました。ただ、楽さ加減は去年からすごくアップした感じではなく、ほぼ治療効果のゴールに達したのかなという感じでした。そこで、舌下免疫療法をGW前に終了して、来シーズンを迎えてみる事にしました。約4年半にわたる治療でしたが、自分としては期待以上の効果だったと感じています。
2021年春:舌下療法を止めてから初めて迎える今シーズン。今年は、2月下旬の花粉シーズンの初めに多くの飛散がありました。そのため、目の痒みと鼻水の症状が出てしまい、シーズン初めにこれだと去年より辛くなりそうだったので、止めていた舌下療法を再開する事に決めました。ところが、その後は多く飛散する日は続かず、症状も去年と同程度になったため舌下療法は直ぐに中止する事に。今シーズンは、全体としては去年と同じくらいで点眼薬を数回使うだけで過ごす事が出来ました。
2022年春:舌下療法を止めて2年目。今年も楽に過ごせました。飲み薬は1回も飲まず、目薬を2~3回使っただけでした。
2023年春:今年も花粉のシーズンが始まりました。2月に入ってから花粉症の症状で受診する方が増えています。私には、舌下療法を止めて3年目の春です。とりあえず目薬だけ準備しました。
今年の花粉症はひどいですね。花粉がとにかく沢山飛んでいます。鼻症状もありますが、目の症状の強い人が目立ちます。そんな中、舌下免疫療法を行っている方からは「楽ですよ!」「周りにいる花粉症の人は大変なのに、私は大丈夫です!」「症状はあるものの、舌下免疫療法をやる前に比べればすごくいいです!」という嬉しい声が聞かれています。
私はといいますと、やはり去年より症状が強く出ています。目の痒みが主で、鼻水が少し。そのため目薬を数回使いました。以前の症状に比べれば舌下免疫療法の効果は維持していると感じながら過ごしています。
2024年春:今年は、花粉が大量に飛散した日が多くて症状が強く出ている人が多いようです。私は、舌下療法を止めて4年目の春ですが、目薬を数回使った程度で過ごせています。
2025年春:比較的楽に過ごせました。目薬と内服薬を症状が強い時だけ使いました。でも、舌下療法をやる前に比べたらとっても快適です。
2026年春:今年の花粉は、ひどかったですね。2月末から3月初めに大量飛散する日が続きました。強い症状で受診される患者さんが多かったです。ただし、私もそうですが舌下療法をやっている人の症状は軽く、「えっ、花粉飛んでるんですか?」と言う方もいました。わたしは、舌下療法を止めて6年目ですが、私の治療効果は持続しています!
スギ花粉症でお困りの方には、舌下免疫療法をぜひお薦めします‼